報告日:2018年9月27日
仙台市は雨となりました。
行政視察2日目は岩手県釜石市の「釜石鵜住居復興スタジアム」へ伺わせて頂きました。
ラグビーワールドカップ2019大会の会場の中で唯一新設で建てられる会場でもあります。現在の建設状況や誘致の取組・建設概要・今後の利用予定・計画などを調査研究し、施設内の見学もさせて頂きました。
釜石市の鵜住居町は、2011年3月11日の東北地方を襲った東日本大震災で発生した津波で、甚大な被害を受けた地域でもあり川河口付近にあった釜石市立鵜住居小学校と釜石市立釜石東中学校は津波により校舎が全壊し、跡地を復興の象徴としてスタジアムの建設が進められて来ました。
かつて日本選手権7連覇を果たして「北の鉄人」とも称された新日本製鐵釜石の地元でラグビーが盛んな街でもあり、鵜住居小学校と釜石東中学校の跡地に防災機能を有するスポーツ公園が整備され、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの誘致を目指す取組みを推進してきました。
ラグビーワールドカップに向けて、仮設設備を含めて約16,187人収容予定で整備がされており、ラグビーワールドカップ2019終了後も、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)のエキシビションマッチや、日本が招致を目指すと報じられている、2023 FIFA女子ワールドカップでの利活用も検討しながら進めて行くようで、今後の利活用も注目されています。
明日は宮城県仙台市の七北田公園に伺わせて頂きます。
豊田スタジアムを生かしたまちづくり特別委員会
復興スタジアムを現地視察
小・中学校の跡地に復興スタジアムを建設
芝生はハイブリッドで設置されています
釜石ラグビーオリジナルポロシャツ
芝生の構造
釜石市復興スタジアムを現地視察
ラグビーワールドカップ開催のPR
ラグビーワールドカップ岩手・釜石開催