報告日:2017年3月22日
最終日の行政視察3日目は宮崎県が運営する「宮崎県教育庁スポーツセンター・宮崎県総合運動公園」へ伺わせて頂きました。
156㌶と言う広大な面積を持つ、この運動公園施設にはサンマリンスタジアムを始め、陸上競技場・木の花ドーム・サッカー場・テニス場・ラグビー場など全てのスポーツの設備が整っています。
駐車場は約3400台を確保し、平日は無料。
発想はスポーツの拠点づくりでスポーツを「スポーツ振興事業」として位置づけをしている。プロ野球・Jリーグは勿論の事、スポーツキャンプ地としての誘致にも成功しておりビジネスに繋げている。
また中学生の子ども達にはプロ野球選手への夢を…また九州・西日本の高校生達には剣道・柔道の試合などで場を提供して事業化としている。
一般市民の皆様にも勿論開放がされており、レクレーション・生涯スポーツのお手伝いなども率先して進めている。全てが規格外で驚きました…一般市民の利用状況や遠方からの利用状況・プロ野球キャンプ時の対応・広大な面積の維持管理や運営状況など…視察をさせて頂きました。
平成26年度は1262団体のスポーツ合宿誘致に成功し、述べ参加人数は178628人と過去最高を記録し、平成27年度(1月〜3月)だけでもプロ合宿の観客数だけでも、876869人とこちらも過去最高を叩き出し、経済効果は春季節だけでも約136億円。
豊田市と同じ規模の、約40万人都市でこれ程の違いがあり、全てが規格外である事に驚かされました。
スポーツをビジネス事業としてとらえている感を受けました。今後の豊田市にも豊田スタジアム・スカイホール運営・そして中央公園2期整備にも参考となりました。
豊田市の面積の7割が山林と言う事を考えると…将来の豊田市においても十分に考えられるのではないか…と感じました。
この後、機内では視察報告書を作成しながら豊田市へ帰ります。
明日は豊田市の子ども園では卒園式が開催されます。
木の花ドームにて
武道館前にて
宮崎県総合運動広場へ視察