ご存じの方も多いと思いますが「高橋の通行ルート」が９月３０日（金）より変更となります。

既に９月５日（月）より歩道側は変更されており、現在２０１９年ラグビーワールドカップ・２０２０年東京オリンピック・パラリンピックに向けて４車線化の工事が進められています。

「高橋」は豊田市の中心市街地と高橋地区を結ぶ橋で、以前は木造で出水の度に不通になり補修工事の絶えない橋だったようです。昭和28年の台風でついに流出し、昭和31年７月に高橋村の矢作川に架かる橋では初となる鉄骨造りに架け替えられとの事です。

完成時には渡り初め式が行なわれ、仮装行列や高橋村の神輿などが繰り出し、両市村の人たちが完成を喜び合ったとの記事を拝読させて頂きました。あれから６０年間が経ち・・・平成に入ってからは地元の市議である故村山栄二郎氏・八木てつや市議（現衆議院議員）も何度も議場での一般質問等でも高橋と則定線の拡幅等を取り上げて参りました。

いよいよ現実となり９月３０日（金）に片側２車線が開通する事になりました。

「渡り初め式」の話を八木代議士・すずき雅博県議と共に提案して参りましたが・・・今回の開通では時間的にも厳しいとの事で、４車線開通時には地元と地域の皆さんと共に喜びを分かち合えるよう県・市に提案をさせて頂く方向で、既に市の担当部署へは先日提案をさせて頂きました。

今後は「旧高橋」の取り壊しがされて参りますが・・・長い間お世話になった高橋に対して「感謝」の気持ちを添えたいと思います。

個人的には旧高橋に対しての「感謝」を込めたセレモニーが開催されると思い出に残ると感じています。

平成２８年９月３０日（金）に片側２車線が開通

現在の「高橋」

昭和３１年７月には渡り初め式が執り行われました