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「行政視察3日目…熊本県熊本市上下水道局・貯水昨日付給水管について」

報告日:2019年8月1日

行政視察3日目・最終日となりました。今日は熊本県熊本市上下水道局へ伺わせて頂き「貯水機能付給水管」に関して学ばせて頂きました。

この貯水機能付給水管は、平時は通常の給水管ですが…地震等の災害時に水道管が断水した際には、タンクの容量分の水道水が確保でき非常時の飲料水を確保できる仕組みとなっています。

熊本市では平成30年3月には6㎥(2ℓのペットボトル3000本分)の貯水機能付給水管を水道局の正面玄関へ設置しました。同様の機能付給水管は現在、熊本市内の小中学校に34基設置されています。特徴的なのはこの施設の存在が認知されていること…熊本の震災を通じて市民の皆さんの意識が高まっていることです。

また、その給水管の使用の仕方の訓練も市民の皆さんと行っていることです。豊田市にも同様に給水の仕組みはありますが…その施設へ入るには鍵がかかっており、職員が来なければ活用できないのが実情です。実際に災害が起きた際には職員の皆様も災害にあう可能性も大いにあり…被災にあわれた市町村ではこのような仕組みが現在、進められているようです。

豊田市においても職員が居なくてもこうのような給水システムが活用できるよう提言をし、市民の皆様への災害の意識を高める活動を引き続き進めて参りたいと思います。この後は豊田市に戻ります。

 

 

熊本県熊本市上下水道局

 

実際に貯水機能付給水施設の行程を体験

 

飲料水が出るまでの行程

 

熊本市上下水道局の正面玄関に設置されています

 

災害用給水タンクの概要

 

座学でも実際の器具を視察させて頂きました