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「行政視察3日目は北海道白老郡ウポポイ博物館(民族共生象徴空間)へ伺いました」

報告日:2022年10月13日

行政視察は3日目となりました。

今日は北海道白老郡へ移動し「ウポポイ博物館(民族共生象徴空間)」を視察させて頂きました。

ウポポイ民族共生象徴空間とは…これは日本国の貴重な文化でありながら存立の危機にあるアイヌ文化の復興・発展にための拠店をナショナルセンターとして立ち上げた空間です。国立アイヌ民族博物館・国立民族共生公園及び慰霊施設等で構成され、アイヌ文化に触れて感じとれる空間となっています。これまでの伝統芸能文化を短編映像で上映されており、木彫りの体験や刺繍体験などが五感で感じ取れました。

2007年には国際連合において「先住民族の権利に関する国際連合宣言」が採択されるなど、世界的に先住民族への配慮を求める要請が高まり、翌2008年(平成20年)には日本の衆・参両院の本会議においても「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」が行われました。

 

さらに日本の国会は、2019年(平成31年)4月19日に「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」が制定されています。

日本人として日本民族の歴史や文化・伝統を見つめ直し本来の日本人としての誇りや志がどういったものか…を視察通じて見つめ直す素晴らしい機会を頂きました。

歴史や文化の伝承は何もしなければ風化をしていくだけであり、これらは現代を生きる我々がつくり上げていくことが伝承へと繋がり重要であることも感じました。

その中で、行政及び議会としての我々の役割は何か…を気づき議論を交わして行く事の大切さが改めて感じることができ、併せて次世代へと引き継ぐことの大切さや先人の方々の深い思いや感謝を学ぶ素晴らしい機会を頂きました。

豊田市に現在、計画している博物館構想へも活かして行きたいと思います。

この後は豊田市へ帰省します。