報告日:2017年8月24日
今日は豊田市議会にて岐阜県土岐市にある「核融合科学研究所」を視察に来ています。
大きなエネルギーを生み出す核融合を利用した発電を目指し、研究所では取組まれています。
燃料は海水からも採れて、二酸化炭素も発生しない。核融合発電は、実現すれば大規模発電ができる未来のエネルギーとして期待されています。太陽の中心部で起きている反応を人工的に地球上で作り出す事で、そこで生まれるエネルギーを使って発電する仕組みです。
課題は、超高温の状態を維持することで、先日の重水素を使った実験では、核融合発電に最低限必要な温度とされる1億2千万度のプラズマを発生する事にも成功され、将来の発電に向けた大きなステップとなりました。
「核融合科学研究所」と名前を聞くと「核」や「ウラン」に関して…など勘違いをされるようですが、この核融合科学研究所は将来のエネルギー源として期待される核融合発電の早期実現を目指し、プラズマの学術研究を行っている大学共同利用機関であります。
現在では重水素を使用した実験がされています
将来のエネルギー源として期待されます
実際にプラズマを発生させる装置も見学
核融合科学研究所