報告日:2025年10月1日
台風の影響と大雨の影響で道路は一部、雨水が引かない状況が続いていますが視察は予定通り順調に進んでいます。
視察3日目は、日本企業との合弁会社T&Jグリーンエネルギー社(廃棄物発電所)を視察
T&Jグリーンエネルギー社は、2020/12月にベトナムの廃棄物処理の分野に最新技術を適用して、環境への影響を減らし、健康リスクからコミュティを守りたいという思いから、日本の企業であるJFEエンジニアリング㈱とベトナム政府とが連携し、ベトナム初となる破棄物発電(WtE)分野のおける合弁会社として設立され、2024年より稼働されている施設です。
日あたり500トンの処理能力をもちながら、13MWの発電を誇り年間約1億kWhの電力を国の電力網に追加をしている施設です。建設には日本の環境省より20億円の補助金も投入されており、現地には日本のエンジニアの方々が管理運営に携わっています。ベトナムには分別という文化はなく廃棄物全てを焼却し、リサイクルとしてセメントやレンガになるという特殊な最新技術が搭載された施設です。
ベトナムでは今後は国をあげて廃棄物処理施設を66ケ所の建設を予定しており、日本企業の最新技術が新興国で活躍をすることが期待されています。